引越しの準備について

引っ越しの準備は1ヵ月前から始めるのがいいですね。まず、物件の契約をして引っ越し業者を決めて、荷物の整理をします。それから事務的な手続きをします。

引越しが決まったら、1ヵ月以上前に今の住まいの大家さんか管理会社に引越しの連絡をします。退去通知をいつまでにするかは物件によっても違うので、契約書の確認が必要です。また、退去の連絡は口頭だけでなく、メールや手紙など書面に残しておくとトラブルを避けることができますね。駐車場の契約をしていた場合にも解約手続きをする必要があります。

物件が決まったら引っ越し業者を探します。どこがいいのかよくわからない時には「引越し一括見積もりサービス」を利用すると便利です。依頼すると複数の引越し業者から連絡がきて、各社の引越しの概算料金を受け取ることができます。サービスや料金、業者の対応等を比べて、依頼したい業者に連絡しましょう。

引越しの当日に追加料金が発生しないように、見積もりの段階で建物の立地条件などを伝えておくといいですね。例えばエレベーターが有るか無いか、家の前までトラックが入れるかどうかといったことです。条件によって料金が違ってくるので、最初から詳しく話しておけば正確な見積もりができます。

それから荷造りをするときの注意ですが、引越し業者が運搬を拒否できるものがあるので、そのようなものを運んでもらう時には必ず前もって申請する必要があります。たとえば、有価証券や宝石・貴金属、火薬類などの危険品です。また、ピアノ、美術品、動植物なども運送を拒否できるもののリストに入っています。専用の保険へ加入しなければならないものもあるので、必ず申請しましょう。黙って荷物に入れてしまうと破損したり紛失したりしても補償の対象になりません。また、荷物をまとめる際には不用品の処分も必要です。ダンボールや梱包資材は引越し業者から受け取れますよ。

事務的なこととしては、新しい住所を友人やお世話になった人たちに伝えるための挨拶状を書いたり、子供がいれば転校の手続きや転園の届出が必要になります。固定電話の契約変更、保険の住所変更なども必要ですね。転出届や電気、ガス、水道の解約や開始の手続きもします。たくさんのことがあるので、忘れないようにリストにしておくといいでしょう。

参考サイト
転勤族、家を買う

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